前オリ左腕、ナックルボーラーとしてMLB復帰目指す!? 「魅力的」の評価も

カブス時代のフィル・コーク【写真:Getty Images】
カブス時代のフィル・コーク【写真:Getty Images】

日本では6試合登板のみに終わったコーク、昨年5月には胸郭出口症候群で離脱

 昨年オリックスでプレーしたフィル・コーク投手が、ナックルボーラーとして復帰を目指していると、米メディアが伝えた。メジャー通算407試合の登板を誇りながら、日本ではわずか6試合の登板に終わった左腕は、新たなスタイルで再びMLBの舞台をめざすことになりそうだ。

 米メディア「SBネーション」のクリス・コティーロ記者は、自身のツイッターで「左腕のフィル・コークはナックルボーラーとして復帰を目指している。35歳のこの投手は2017年に日本でプレーした。ブルペン投球でのスピン回転数が幾つかの球団にとって魅力的だったと言われている」とレポート。すでに複数のメジャー球団が興味を示している様子を伝えた。

 コークは02年のドラフトでヤンキースに指名されると、08年にメジャー初登板。その後、タイガース、カブス、ブルージェイズ、パイレーツなどを渡り歩いた。ヤンキース時代の09年には72試合に登板し、5年間在籍したタイガースでは計299試合に投げている。

 9年間でメジャー通算407試合登板、22勝27敗8セーブ83ホールド、防御率4.19と中継ぎとしての実績十分だったが、オリックスでは先発を任され、6試合登板(5試合先発)で2勝3敗、防御率4.56。5月に胸郭出口症候群と診断されて戦線離脱し、そのまま復帰することなく今季を終えた。

 12月には自由契約公示された左腕だが、ナックルボーラーとして、復活を目指しているという。メジャーの舞台に返り咲くことはできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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