夢の続きはプロの世界で ホークスの「秀岳館バッテリー」

田浦はU-18ワールドカップの救援部門でベストナイン

 そんな九鬼の1学年後輩にあたる田浦は、地元・福岡出身の左腕。高校時代は卓越した身体能力を武器に外野手も務めた。昨夏の甲子園では中村奨成捕手(現・広島)を擁する広陵高校に敗れたが、投打にわたる活躍で母校の躍進に大きく貢献している。

 秋の第28回「WBSC U-18ワールドカップ」では13回2/3を投げて29三振を奪い、救援部門でベストナインに選出された。小柄ながら決め球のチェンジアップは魔球と呼ばれ、2017年のドラフトで先輩と同じ福岡ソフトバンクから5位指名を受けた。

「皆さんに信頼される投手になりたい。大事な試合では、田浦しかいないと言われるような投手になれるよう努力していきたいです」と抱負を語っていた田浦。まだあどけない18歳だが、はたしてどのような投手に成長するのか、注目が集まる。

 秀岳館高校の鍛治舍巧監督が、昨夏の甲子園を最後に退任し、同校にとってひとつの時代が終わりを告げた。しかし輝かしい時代のメンバーのうちの2人、それも捕手と投手がプロで同じチームに所属することが決まったのも、きっと何かの縁だろう。

 高校時代に惜しくも届かなかった「優勝」という名の栄冠を、高校時代と同じバッテリーで達成することができるか。熊本から福岡へ。同じ九州の地で、さらなる躍進を誓う2人の若武者から、今から目が離せそうにない。

【動画】1軍で再び田浦とバッテリーへ…ホークス期待の捕手九鬼のパンチのあるバッティング

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