胸の思いを優先―田中将大が明かしたヤ軍残留の理由、NYメディアを“魅了”!?

地元紙も次々とレポート「タナカは自身の気持ちに身をゆだねた」

 それだけに、同紙は「FAの契約に関する今オフのゆっくりしたペース、そして最近MLBとMLB選手会の中で巻き起こった激しい言い争いを考慮すると、タナカが正しい選択を下したのは、誰が見ても明らかだ」と指摘。当然、シーズン後半戦以降のような投球を望む声が多いが、「今シーズンに賭ける中、タナカは2017年の後半(のパフォーマンス)を足がかりにすることを望んでいるとコメントした」とも伝えている。

 田中は取材の中で、昨季、被本塁打数が激増した原因を「把握」していることや、メジャー挑戦に踏み切る大谷翔平投手(エンゼルス)との対戦を心待ちにしていることにも言及。新監督のアーロン・ブーン氏のもとでプレーすることは何も心配していないとも明かしたという。

 米国では、田中が自分の気持に従ってヤンキース残留を決めたという発言が話題に。「ニューズデイ」は「オプトアウトを回避し、マサヒロ・タナカは自分の気持ちに素直になった」とのタイトルをつけているが、ESPNも「マサヒロ・タナカはヤンキースに残留することに対して、自身の気持ちに身をゆだねた」との見出しでレポート。地元紙も次々と伝えており、その「ヤンキース愛」はNYメディアを“魅了”しているようだ。

 とにかくヤンキースで世界一に――。強い気持ちで望む新シーズン、NYのメディア、ファンからエース右腕は熱烈な支持を受けることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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