元同僚、まだFAなのにダルビッシュを110億超オファーのツインズに「勧誘」!?
元チームメートのナポリ、「正式オファー」のツインズにともに入団望む?
ツインズがダルビッシュ有投手に「正式オファー」を出したと米メディアが報じた。当初から争奪戦で積極的な姿勢を見せてきたツインズは、日本人右腕の実力を高く評価しており、大金を準備。複数の米メディアの情報を総合すると、総額1億ドル(約110億円)を超える金額で4~5年のオファーを出した可能性が高いという。
ツインズには、レンジャーズGM補佐時代にダルビッシュ獲得に尽力したサド・レヴィーンGMがおり、今回も争奪戦に力を注いでいる可能性が高い。ただ、意外な人物も“勧誘”に動いているという。まだFAの身であるマイク・ナポリ内野手だ。
ナポリはレンジャーズ時代にダルビッシュとチームメートで、当時は捕手だったことからバッテリーを組む機会も少なくなかった。自身は昨年、再びレンジャーズでプレーした後、オフにFAに。まだ無所属の身だが、ダルビッシュにツインズ入りを勧めているという。
ESPNは「ツインズがダルビッシュにオファーを出し、FAのマイク・ナポリがターゲットになり得るだろう」との見出しでレポート。7日(日本時間8日)にツインズの正式オファーを報じたダレン・ウォルフソン記者の話として、「FAのマイク・ナポリは来シーズンにミネソタでプレーするという契約を結んだわけではないが、どうやら彼はダルビッシュをツインズに勧誘しているようだ。ナポリは、レヴィーンとはテキサス時代から、そしてツインズのCBOであるデレック・ファルベイとはクリーブランド時代から繋がりを持っている」と伝えている。
ツインズと個人的なつながりのあるナポリも加入の可能性が高まっており、契約前から元チームメートの右腕を“勧誘”しているという。総額1億ドルの契約となれば、FA選手としてはツインズ史上最高額となる。昨季プレーオフ進出を果たし、今季はさらなる躍進を目指す球団は、吉報を待っている。
(Full-Count編集部)