ハム清宮デビュー戦はまさかの守備走塁のみ? 栗山監督「守りや走塁はできる」

春季キャンプに参加している日本ハム・清宮幸太郎【写真:盆子原浩二】
春季キャンプに参加している日本ハム・清宮幸太郎【写真:盆子原浩二】

栗山監督「明後日(10日)からは実戦に参加させる」

 日本ハムの清宮幸太郎内野手のデビュー戦が10日(日本時間11日)の韓国KT戦になる見通しとなった。米アリゾナ・スコッツデールキャンプ第2クール最終日に栗山監督が「明後日(10日)からは実戦に参加させるし、できることは試合の中でやってもらう」と、起用する方針を明かした。

 清宮は右手親指骨挫傷の影響で、ここまで打撃練習を行っておらず守備、走塁を中心とした練習に終始している。「今、準備できているのは守りだったり、走塁はできるはずなので。試合に参加しながら、試合を見ながら覚えないといけないことは覚えてもらう」と指揮官。高校通算111本塁打の打撃は封印し、走塁、守備での実戦デビューになりそうだ。

 また、栗山監督は「少しずつバットも振り始めることになると思う。でも、打つほうは慌てる必要ない。打ち始めたらみんなが驚くようなことでるのは分かっているし」と、第3クールからの打撃練習再開も示唆した。

 アリゾナでのキャンプも折り返しを迎えた清宮は「(投内)連係だったり、1軍の練習の雰囲気、すごくつかめた。こういう経験できているのはすごくいい経験ができているなと思います」と振り返った。患部も順調に回復している様子で「あんまり痛みを感じる場面ないので、わからないですが、打ってみてからかなぁと思います」と口にした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY