パイレーツ捕手の母親が母国ベネズエラで誘拐される 米複数メディア報道
球団は声明発表「可能な全ての手段を講じています」
パイレーツのエリアス・ディアス捕手の母親がベネズエラで誘拐されたことが明らかになった。地元紙「ピッツバーグ・ポスト・ガゼッタ」など米複数メディアが一斉に報じている。
同紙によると、エリアスの母親アナ・ソト・ディアスさんはベネズエラのスリア州都市サン・フランシスコで誘拐されたという。
パイレーツのフランク・クーネリー社長は「我々は全員ショックを受け、同時にエリアスの母親、エリアス、そしてエリアスの家族全員を心の底から心配しています。我々はエリアスの母親とエリアスの家族全員に祈りを捧げます。パイレーツ及びMLBは、信じられないほどの困難に直面しているエリアスと家族を支えるために、可能な全ての手段を講じています」と声明を発表している。
ディアスは昨季64試合出場し、打率.223、1本塁打、19打点という成績だった。パイレーツのバッテリー組は12日(日本時間13日)がスプリングキャンプの集合日となっているが、直前での衝撃的な誘拐事件となった。
クーネリー社長は「我々は母親の無事の帰還に向けて捜査当局と共闘しています。我々はこれ以上のコメントは差し控えます。皆様には家族のプライバシーを尊重するようにご配慮願います」とコメントしている。
(Full-Count編集部)