「子供の夢背負ってる」 元ヤンキース松井氏も日ハム清宮に「注目している」

笑顔で質問に答える松井秀喜氏【写真:福谷佑介】
笑顔で質問に答える松井秀喜氏【写真:福谷佑介】

11日に宮崎市、熊本・阿蘇市、南阿蘇村の子供計38人に野球教室を開催

 元巨人、ヤンキースの外野手で、巨人の宮崎キャンプで臨時コーチを務めている松井秀喜氏が11日、巨人キャンプ地の敷地内にある木の花ドーム内で野球教室を開いた。宮崎市内の子供たちや2016年の熊本地震で被災した熊本の阿蘇市、南阿蘇村から足を運んだ子供たち計38人に対し、キャッチボールやバッティングなどを指導した。 

 野球教室も終盤に入り、子供たちからの質疑応答の時間に。そこで参加した子供から「注目している新人は誰ですか?」の問いが寄せられた。ここで松井氏は、子供たちにも乗せられるように「清宮くんには注目しているね。甲子園で活躍した選手には注目しているね」と回答。その後の囲み取材では「目の前で『清宮?』って言うから言っちゃったよ」と苦笑いしつつ、「あれだけ注目されて大変でしょうから。それだけ子供の夢を背負っているということですから、大変ですけど、幸せなことでもある。あとは野球をやるだけです」と語った。 

 松井氏自身も星稜高校時代から大きな注目を集め、1992年のドラフト1位で4球団競合の末に巨人に入団。プロ入り後も注目を浴び続けたが、自身のルーキー時代を振り返り、「そんな余裕は全くなかったですね。日々野球に打ち込んでやるだけで、ファンの人の期待を意識する余裕がなかったですね、まだ。余裕が出来るようになれるのが、1番いいと思いますよ。長嶋さん、王さんがそうだったんでしょうね」と語っていた。

【動画】会心の当たりにガッツポーズ! 松井秀喜氏がこれぞ「ゴジラ」という豪快な一振りを披露!

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