マーリンズ本拠地の名物オブジェ、本当に撤去? ジーター氏「わからない」

ジーター氏は「話をしている最中」

 そして、ファンやメディアにとってもう1つの関心事となっているのが、「ホームラン・フィーチャー」の行方。センター後方に設置されている名物巨大オブジェをマーリンズが撤去する方針だと1月に伝えられると、インターネット上では“反対運動”が起こり、署名活動がスタートする事態となっていた。

 同紙によると、地元メディアに囲まれたジーター氏は「ここにいるファンの何人かによっては関心の高い話題ではあるが、私は公の場で何も発言していないよ。私があれこれ言っているということやファンが望んでいることを(メディアで)読んだことはあるけどね。だけど、我々は球場内でファンが過ごす時間をどうやったらより良いものにしていけるかに関して絶えず目を配っているんだ」と発言。“チーム再建”の過程で過熱する報道に釘を差した形だ。

「ホームラン・フィーチャー」については「大きいね。とにかく大きいよ」と“称賛”。ただ、気に入っているかを聞かれると「ユニークだなと思うよ。だけど前に言ったように、今話をしている最中で、球場での試合をファン目線でより良いものにする何らかの方法を見出していくつもりだよ」と続けたという。

 そして、あらためて撤去の可能性を問われたジーター氏は「それはわからないよ。(周りで出ている)憶測に関してはコメントしないよ。答えを言わせようなんて引っかかったりしないよ」とも言及。さすがに、超名門ヤンキースで辛辣なニューヨークメディアを相手にしていたスーパースターとあって、報道陣の“攻撃”を受け流している。

 署名運動まで引き起こすことになった“ホームラン・フィーチャー問題”。その運命はまだどうなるか分からないようだ。

(Full-Count編集部)

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