“強すぎる肩対決” 圧倒的な身体能力誇るキューバ出身2人、どっちが凄い?
セスペデスとプイグの「比較動画」も公開…「より驚きで呆然としてしまうのは?」
メジャーリーグでは、圧倒的な身体能力を持った選手がしのぎを削っている。内野では驚愕の美技が毎日のように生まれるが、当然、外野手の能力も高い。MLBの解析システム「スタットキャスト」ではあらゆる数値を計測し、公表しているが、外野からの送球が100マイル(約161キロ)を超えることもある。
そんなメジャーリーグの中でも、強肩を誇る外野手として、この2人の名前は必ず挙がるだろう。ヨエニス・セスペデス(メッツ)とヤシエル・プイグ(ドジャース)。ともにキューバ出身で、爆発的なパワーの持ち主でもある。MLB公式サイトはこの2人が過去に見せた衝撃的な送球を集めた“強肩動画“を公開。どちらが凄いかアンケートも取っている。
MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では「より驚きで呆然としてしまう外野からの送球を見せるのはどっちだ:ヨエニス・セスペデス? それともヤシエル・プイグ?」と題した記事を掲載。この2人には、外野手であること、新人王投票で2位だったこと、そして派手なバット投げを見せること、など共通点が多いとしている。
さらに「そして何よりもまず、両者はロケットランチャーと呼ばれる肩を持っているのだ」と言及。「あなたらなどちらを選ぶ? プイグのどこからともなく繰り出される稲妻、それともヨエニスのハラハラさせてしまう挙動を超絶的な物に変えてしまう送球?」と続けている。
MLB公式ツイッターで公開された動画では、ほとんど勢いをつけることなく強烈なボールを繰り出すプイグ、そしてクッションボールの処理などに手間取りながらもそれを強肩で帳消しにしてしまうセスペデスの送球をまとめており、複数のシーンを比較できる作りとなっている。
「Cut4」のアンケートでは、プイグが58%、セスペデスが42%と5歳年下の“後輩“に軍配が上がった。いずれにしても、どちらも規格外の能力の持ち主であることは確かだ。