鷹に加入した4人目のキューバ選手、グラシアルが会見「レギュラー獲りたい」
複数ポジションこなせるグラシアルが加入
ソフトバンクに新たに加入したキューバ人助っ人のジュリスベル・グラシアル内野手が宮崎キャンプ第4クール最終日の18日、キャンプ地である宮崎・生目の杜運動公園のアイビースタジアム内で入団会見を行った。前日17日に来日し、宮崎入りしていたグラシアルは、まず「オハヨウゴザイマス」と日本語で挨拶。「このような機会をいただき、ホークスには感謝しています」と語った。
キューバ代表として活躍し、同国のリーグ戦では通算打率.310、82本塁打を放っている好打者のグラシアル。三塁が本職ながら、二塁、遊撃、そして外野手もこなせるユーティリティー性も持つ。チーム内の競争は12球団でも最も激しいが、「競争はここだけでなく、どこにいてもあること。レギュラーを獲りたいと思います」と意気込んだ。
チームにとっては、デスパイネ、モイネロ、育成のコラスに続く4人目のキューバ人助っ人で「ホークスは強いチームだから知っていたし、デスパイネやモイネロからもアドバイスをもらっていた。人間関係や雰囲気はすごくいいと聞いているので、とても安心しているよ」と語り、「全力を出し、一生懸命やってチームの勝利に貢献できるに頑張ります」と意気込んだ。
会見に同席した三笠杉彦球団統括本部本部長は「シュアな打撃があり、内野を中心に外野も経験がある。複数のポジションを守れるということで、チームに様々なオプションを与えられる」と獲得に至った狙いを説明した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)