若手中心メンバーでドラ4菅野が存在感 ロッテ実戦で見えた収穫

2安打放った菅野、外野レギュラー争いに割って入れるか

 このあと、ボルシンガー、シェッパーズと今季の新外国人投手がマウンドへ。ボルシンガーは1四球1安打だったが無失点。シェッパーズはラミゴの中軸を3者凡退に仕留めた。

 前日、初安打を打った4番の安田は不発だったが、この日は菅野の溌溂としたプレーが目立った。打っては5回にプロ入り初安打となる先制のタイムリー中前打、7回にも右前打と2安打を放ち、外野守備でも機敏なプレーを見せた。

 菅野は東海大相模から明治大学、日立製作所を経てのプロ入り。彼も即戦力の期待がかかる。清田育宏、荻野貴司、岡田幸文らとの外野手争いに割って入りそうだ。

 試合後半には、先日、テストを経て入団が決まったペゲーロ、李杜軒(登録名リー)も出場。井口監督はこの2戦を、新戦力のテストに使うと割り切っていたようだ。

 試合は前日と打って変わって投手戦となったが、2-1で迎えた7回にLamigo中継ぎ投手陣が四球を連発し、5-1でロッテが連勝した。

 観客は両日ともに3000人を超えた。人口5万人弱の島にとっては、大きなイベント。千葉ロッテマリーンズは、興行的にも戦力的にも手ごたえを感じた2試合だったはずだ。

【動画】鮮やかなバッティング…ロッテ期待のルーキー菅野が対外試合で初安打!

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