1位は20代トラウト、30代プホルス、40代イチロー…米サイトが殿堂入り確率独自予測
トラウトは「100%」、イチローは「75%」
2018年のシーズン開幕が迫る中、将来的な米野球殿堂入りの確率を予想する特集が掲載され、現在フリーエージェント(FA)となっているイチロー外野手は「75%」で40代選手でトップとなっている。米スポーツ専門サイト「SBネーション」が伝えている。
同サイトは「人気選手たちが殿堂入りする可能性を予測する」との見出しで特集を実施。20代、30代、40代の選手に分け、現在の年齢とWAR(Wins Above Replacement:走攻守投の貢献度を総合的に評価し、代替可能な選手を比較してどれだけチームの勝利数を増やせたかを示すセイバーメトリクスの指標)を踏まえて、殿堂入りの確率を独自に分析した。
20代のトップはエンゼルスのスター選手マイク・トラウトで殿堂入りの確率は100%、2位はクレイトン・カーショー(ドジャース)で66.7%、3位はブライス・ハーパー(ナショナルズ)で65%と続き、30代ではアルバート・プホルス(エンゼルス)が80%でトップ、2位はミゲル・カブレラ(タイガース)で60.7%、3位はチェイス・アトリー(ドジャース)で57.1%となっている。
一方、40代はイチローが75%でトップ。続いて昨季限りで引退したカルロス・ベルトランが50%で2位、レンジャーズとマイナー契約を結んだバートロ・コローンが26.7%で3位となっている。また現在FAの上原浩治は8%で5位となっている。メジャー3000安打を達成しているイチローはこれまでも引退後の米殿堂入りが確実視されており、今回の特集でも「イチローは問題なく選出されるはず」と順当に選出されると予測している。
また、すでに現役を引退している選手のランキングではアレックス・ロドリゲスが100%でトップ、デレク・ジータ―が85.7%で2位となっている。
(Full-Count編集部)