主砲トラウト、初めて見た大谷翔平の打撃に…「アンビリーバブルパワー」

大谷の飛距離に驚き「100%の状態になったらどうなるのか…」

 一方のトラウトは、最初のフリー打撃では27スイングで柵越えはなし。グラウンドを移動した後で2本がフェンス向こうに消え、合計45スイングで柵越えは2本だった。大谷の打撃を初めて見たというトラウトは「アンビリーバブルパワー。彼が100%の状態になったらどうなるのか考えざるを得ない」と驚きを隠せなかった。

 練習中には、大谷のバットを手にとって感触を確かめる場面も。「バットは自分と同じサイズだったよ。いいバットだね。34インチの長さを使う選手が多いけど、彼も僕と同じ33.5インチだったよ」と交流を深め、「彼はもうファミリーの一員。素晴らしい人物だ。彼も楽しんでいるようだし、僕たちも楽しんでいるよ」と話した。

 バッテリー陣のキャンプインから5日目を終えた。不慣れなスケジュールに加え、新たなチームメイトの名前を覚えたり、英語が飛び交う生活環境に身を置いたり、日本にいる時以上に頭や神経をすり減らすことも多いだろう。だが、「頭が疲れているように見えるかは分かりませんが、それなりにハッキリしてますし(笑)、体も状態はいいんじゃないかなと思っています」と頼もしい。新しい環境に飛び込んだ大谷には、気負いという感覚はなく、期待と楽しみの方が勝っているようだ。

(Full-Count編集部)

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