日本人所属球団が2、3、4位に…米メディアがMLB球団の最新ランキング発表

カブスは「全体的に非常に強いチーム」、エンゼルスは弱点のローテに高評価

 昨季、プレーオフで救援投手として快投を続けた前田健太投手については「昨年、リリーフの方が適しているように思えた」と分析。贅沢税回避のため、ダルビッシュ獲得へ資金を投じることはしなかったが、この判断は果たして吉と出るのか。

 そして、4位にはそのダルビッシュを獲得したカブスが入った。2016年の世界一球団は、再び頂点を目指しているが、寸評でも「カブスは(昨年)92勝し、ナ・リーグ優勝決定シリーズに進出した。現在、彼らはさらに良くなっているように思える」と高評価。「誰が先頭を打つのかを明確にする必要があり、ブルペンは多くの課題に答えなければならない」と課題を挙げながらも「しかし、全体的には非常に強いチームである」と結論づけている。

 大谷翔平投手が加入したエンゼルスは8位。昨季は80勝82敗と勝率5割を切り、プレーオフ進出を逃したが、上々の評価と言えそうだ。その理由の1つに当然、大谷獲得も入っている。「良い点は(ショウヘイ・オオタニ、ギャレット・リチャーズ、アンドリュー・ヒーニー、そしてタイラー・スカッグスのような)素晴らしいローテーションでプレーオフへ向かおうとしていることだ」。弱点とされている先発陣が、どこまで頑張れるかがポイントになりそうだ。

 この他、平野佳寿投手が加入し、中後悠平投手がメジャー昇格を目指すダイヤモンドバックスは9位、岩隈久志投手がマイナー契約で残留したマリナーズは12位、牧田和久投手が加わったパドレスは25位。主力の大量放出で波紋を広げている田澤純一投手のマーリンズは最下位の30位となっている。今年もプレーオフで日本人の躍動が見られるか。レギュラーシーズンから活躍に期待がかかる。

 なお、「CBSスポーツ」の最新「パワーランキング」は以下の通りとなっている。

1、アストロズ
2、ヤンキース
3、ドジャース
4、カブス
5、ナショナルズ
6、インディアンス
7、レッドソックス
8、エンゼルス
9、ダイヤモンドバックス
10、カージナルス
11、ジャイアンツ
12、マリナーズ
13、ブルワーズ
14、ロッキーズ
15、ブルージェイズ
16、ツインズ
17、メッツ
18、レンジャーズ
19、アスレチックス
20、レイズ
21、フィリーズ
22、パイレーツ
23、レッズ
24、ブレーブス
25、パドレス
26、オリオールズ
27、ロイヤルズ
28、ホワイトソックス
29、タイガース
30、マーリンズ

(Full-Count編集部)

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