3投手加入、野手はバレンティンのみ…2018年ヤクルトの外国人チェック

ヤクルト・バレンティン【写真:荒川祐史】
ヤクルト・バレンティン【写真:荒川祐史】

5選手を放出、前中日アルメンゴはコンディション不良で離脱

 ヤクルトスワローズは昨年、ブキャナン、ルーキ、オーレンドルフ、ギルメットと4人の外国人投手と、バレンティン、リベロ、グリーンと3人の野手を起用したが、ブキャナンとバレンティンを除いた5選手を放出。新たに3投手を獲得した。

 昨季、4勝6敗7セーブ22ホールド、防御率2.97を記録したルーキと契約を更新しなかった。新しい外国人投手の中から、ルーキに変わるセットアッパーも作りたいところだ。

 今季のヤクルト外国人選手。成績はNPB通算。

〇投手
ブキャナン 28歳 NPB1年 6勝13敗0S0H 防御率3.66
アルメンゴ 31歳 NPB2年 12勝10敗0S0H 防御率3.50
カラシティー 26歳 (新加入)
ハフ 33歳 (新加入)

 ブキャナンは昨年、6勝止まりに終わったが、ヤクルトでは唯一規定投球回数に達し、25登板で16QSと内容は悪くなかった。今年もローテーションの中心として回ることが期待される。

 アルメンゴは昨季まで2シーズン、中日で投げたジョーダンだ。昨年は救援投手としてスタートし、途中から先発に配置転換。7月に二軍に落ちたこともあり74.1回しか投げていないが、防御率は2.30。本塁打を2本しか打たれていない。ただ、キャンプ中に訴えたコンディション不良のため、現在、2軍の宮崎・西都でキャンプを送っている。NPBでの経験もある左腕を、先発、救援、どちらで使うのか。

ハフはメジャー2桁勝利の実績あり、バレンティンはNPB8年目

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