25日のエンゼルス初登板へ、大谷翔平が語る胸中「勝ち取っていきたい」
挑戦者の立場を忘れず「勝ち取っていきたい」
エンゼルスの大谷翔平投手が24日(日本時間25日)に本拠地でのブルワーズ戦でオープン戦初先発に臨むことになった。22日(同23日)にブルペンに入り、カーブなどを交えながら30球を投げて最終確認。エンゼルスの一員としての実戦デビューに向けて「ここからが本当の勝負だと思っている」と目に力を込めた。
いよいよ実戦デビューが決まった。大谷は徐々に強度を上げながら、正捕手マルドナドを相手にブルペンで30球を投げ、その後、ソーシア監督やナギー投手コーチらを交えて6分ほどミーティング。ここでブルワーズ戦での先発を言い渡された。
「段階が前に1個進んだなって感じなのでうれしく思います。ここからが本当の勝負だと思っているので、実戦の中でしっかり結果を出しながら、勝ち取るところは勝ち取っていきたいと思います」と力強く話した。
開幕ロースター入りは与えられるものだとは思っていない。MLB労使協定の規則が適応されたとはいえ、あくまでもメジャーキャンプに招待されたマイナー選手だ。開幕メジャーを実現させるには、まずはメジャー契約となる40人枠に入り、さらに出場ロースター25人枠に入る必要がある。そのためにも、1つ1つの登板における結果にはこだわり、アピールしていくつもりだ。