25日のエンゼルス初登板へ、大谷翔平が語る胸中「勝ち取っていきたい」
「おそらく思い通りにいかないことはたくさんある」
「もちろん抑えにはいきます。ただ物事には段階がありますし、自分の調整にも段階があるように、1つ1つクリアしていくところの順序はあると思っているので、何を優先するのかっていうのを考えながら、その中で全力で抑えたいなと思っています」
結果を求めるとはいえ、初めて上がる舞台。「初めての環境で初めての先発なので、おそらく思い通りにいかないことはたくさんあると思う」と全てが順調いくとは思っていない。
日本から続けてきたスタイルでマウンドに上がり、課題が見つかれば調整するという地道な作業を続けながら開幕を目指す。その過程で打者を圧倒する結果を残せれば文句なしだが、まずは自分の実力が対メジャー打者というマッチアップの中でどういう現状にあるのか、明確に把握することもまた重要だ。
オープン戦が開幕して最初の週末ともあり、球場には満員のファンが押し寄せるだろう。周囲の期待を一身に背負いながらも浮き足立たず、自分のペースで開幕までの歩みを続ける。
(Full-Count編集部)