ダルビッシュ獲得でカブスは「モンスターシーズン」に 世界一「再来」の声も

インディアンス指揮官も称賛「是非とも再びワールドシリーズで対戦を」

 ブルペンに課題があるとも言われているが、昨季ドジャースでワールドシリーズ進出に貢献したブランドン・モローの獲得は大きなプラス材料。メジャー屈指の野手陣、充実の投手陣、そして名将ジョー・マドン監督の存在。確かに「モンスターシーズン」になる可能性は十分にある。

 2016年にワールドシリーズで対戦し、3勝4敗で敗れたインディアンスのテリー・フランコーナ監督は取材に対して「他球団について話すのは好きではない」と前置きしながら「しかし、彼ら(カブス首脳陣)は常に必要としているものを得る。良い5人ローテーションだ。是非とも再びワールドシリーズで彼らと対戦したい」と話している。他球団からも、その戦力は脅威と見られているようだ。

 2016年は103勝58敗の勝率.640という圧倒的な強さでナ・リーグ中地区を制した。これを超えられるかについて、記事では「ローテーションと改革が行われたブルペンで大部分が決まるだろう」と指摘。「ドジャースからモローとダルビッシュを引っ張ってこられたのはラッキーだ。カブスは同球団とナ・リーグ優勝決定シリーズで過去2シーズン対戦している」と“ライバル”からFAとなっていた2投手の獲得が、リーグ制覇、そして世界一への大きなポイントになると分析している。ドジャースのデイブ・ロバーツ監督も「ユウとモローが成功のカギだった。彼らの活躍を願っている。良いバトルになるだろうね」と話したという。

 2016年シーズンの“再現”はなるか。補強の目玉であるダルビッシュにかかる期待は大きい。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY