「完全に空中を浮遊」!? 米大学生が「重力に逆らう」スーパーキャッチ

米大学生の「重力に逆らう」スーパーキャッチが誕生(画像は動画のスクリーンショットです)
米大学生の「重力に逆らう」スーパーキャッチが誕生(画像は動画のスクリーンショットです)

MLB公式サイトが動画つきで紹介「信じられない捕球」

 米国の大学生外野手が見せた「重力に逆らっている」ダイビングキャッチが称賛を浴びている。1月には、他の大学生外野手が見せた美技を早くも「今年最高の捕球」と表現していたMLB公式サイトは「信じられない捕球」と絶賛。動画つきで特集している。

 ウェスタン・イリノイ大ベースボールチームの公式ツイッターが投稿した動画。ホームベース後方からの“引きの画”で、左中間での捕球の瞬間には少し寄っているものの、画質は決して鮮明ではない。それでも、この大学生の高い身体能力を知るには十分すぎるほどの美技だった。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」によると、スーパーキャッチを見せたのは、同大の左翼手スティーブ・マクシェーン。ミドルテネシー大戦の8回裏に「オースティン・デニスの打球をつかむため、完全に空中を浮遊した」。左中間へのライナーを猛然と追い、最後はジャンプしながら体をめいっぱい伸ばして捕球。特集には「ウェスタン・イリノイのスティーブ・マクシェーンは重力に逆らい信じられない捕球をやってのけた」とのタイトルがついている。

 さらに、記事では「重力とは、人間を地面の上に保つためのものだ」とした上で「残念ながらマクシェーンの跳躍は一時的に重力に逆らったものであり、地面に再び足をつけることになったが、左翼手兼フットボールのランニングバックである彼が打球を離すことはなかった」と絶賛。試合には7-11で敗れたものの、マクシェーンが5打数3安打とバットでも存在感を放ったことを紹介している。

 年明け早々、米国の大学野球では次々とスーパーキャッチが飛び出している。「今年最高の捕球」も、まだまだ“安泰”とは言えなそうだ。

【動画】「重力に逆らう」スーパープレー 米大学生の完璧なダイビングキャッチ

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