日本球界入りは? 3冠王&2年連続4割超、台湾の“大王”が語る夢
24歳が明かす将来の夢、「機会があればぜひプレーしたい」
「彼の力強いバッティングに惚れ惚れとしていますね」と、憧れの存在であることを明かした王は「日本の投手と対戦することを楽しみにしています」とも話しており、日本球界でプレーすることを待ち望んでいるようだ。
日本の試合も見ているそうで、特に巨人、ソフトバンク、日本ハムなどになじみがあるという。また、高校の先輩にあたるチェン・グァンユウ投手(ロッテ)からも日本球界について話をよく聞いており、チーム内でも日本でプレー経験のある選手と日本の野球について話をしているという。
CPBL初となるシーズン200安打、2年連続4割、そしてリーグ2人目、台湾人選手としては初となる3冠王と、数々の記録を打ち立てた24歳に将来の夢を聞くと、こんな言葉が返ってきた。
「外国で野球をしたいです。いつか国際舞台でプレーして活躍したいと思います。それと将来的にはメジャーリーグでプレーしたいという思いもあります。野球界の頂点なので、機会があればぜひプレーしたいですね」
台湾の「大王」は日本で、そしていつの日かメジャーリーグでプレーすることを夢見て、さらなる高みを目指していく。
(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)