楽天16年ドラ2池田が開幕ローテへ前進 鷹を3回零封「結果を求められてる」

楽天・池田隆英【写真提供:東北楽天ゴールデンイーグルス】
楽天・池田隆英【写真提供:東北楽天ゴールデンイーグルス】

28日のソフトバンク戦に先発し、3回を1安打無失点

 楽天の2016年のドラフト2位・池田隆英投手が28日、開幕ローテ入りへアピールに成功した。宮崎・アイビースタジアムで行われた「球春みやざきベースボールゲームズ」ソフトバンク戦に先発。昨季、日本一に輝いたホークス打線を3回1安打無失点に封じる好投を見せた。

 初回先頭の今宮を遊ゴロに切ると、昨季のチームメートである西田には三ゴロ内野安打を許したが、柳田を遊ゴロ併殺に。2回は内川、中村晃、松田を3者凡退に切ると、3回も3者凡退に。3イニングを打者9人で片付け「有名な選手が多くいましたけど、そこは意識せず、自分のピッチングができればいいかなと意識してゲームに入りました。変化球の精度、それからキレを意識して、これから取り組んでいきたい」と振り返った。

 23日の日本ハムとの練習試合でも3回をパーフェクトに抑えていた右腕。また1歩開幕ローテ入りに前進したが、池田自身は「1回で出来る自信はすぐに壊れる。(開幕ローテは)意識しない方がいい。結果を求められているし、自分でも結果を出したいと思っている。1人1人、打者を打ち取ることを考えている。ローテとかはその先に付いてくると思っています」と淡々としたものだった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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