アストロズの元DeNAグリエル、左手手術で開幕絶望 5~6週間離脱へ

アストロズのユリエスキ・グリエル【写真:Getty Images】
アストロズのユリエスキ・グリエル【写真:Getty Images】

ワールドシリーズでの人種差別行為で開幕5試合は出場停止

 昨季世界一のアストロズに所属するユリエスキ・グリエル内野手が左手有鉤骨(小指の付け根と手首の間にある骨)の手術を受けるため、開幕に間に合わない見込みだと米複数メディアが報じた。

 米最大の移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」は「ユリ・グリエルが有鉤骨の手術へ」とのタイトルでレポート。A・J・ヒンチ監督が、グリエルが2月28日(日本時間1日)に手術を受けると明かしたことを伝えている。

 また、米メディア「ジ・アスレチック」のジェイク・カプラン記者はツイッターで、ジェフ・ルーノウGMの話として、グリエルが5週間から6週間離脱する見込みであると報じている。

 実戦復帰は4月に入ってからとなる見込み。グリエルは昨年のワールドシリーズでダルビッシュ有投手(当時ドジャース)に人種差別的な行為をしたとして、今季の開幕から5試合の出場停止処分を受けている。記事ではこの事実についても触れているが、MLB公式サイトによると、出場停止処分は故障者リスト(DL)から復帰後に適用される見込みだという。

 キューバ出身のグリエルは2014年にはDeNAでプレー。その後、亡命して2016年にアストロズと契約を結び、昨季は139試合出場、打率.299、18本塁打、75打点の活躍で球団史上初の世界一に大きく貢献していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY