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MLBで驚愕プレー連発の遊撃手に直撃「生来の強肩なんですか?」その答えは…

メジャー屈指の遊撃手といったら、誰の名前が思い浮かぶだろうか。コレア、リンドア、シーガーらと共に“ベスト”の1人に数えられるのが、エンゼルスの正遊撃手アンドレルトン・シモンズだろう。オランダ代表でも常連の28歳は、二塁ベース後方へのダイビングキャッチ、三遊間深くからのジャンピングスロー、投手後ろからの素手キャッチ→スローなど、アクロバティックで華麗な守備を、いとも簡単に成し遂げてしまう。中でも、一塁やホームを目掛けた矢のような送球は、文字通り“驚愕”ものだ。

リトルリーグでは豪華な二遊間形成、投手経験も「今頃オータニになれてたかな」

――子供の頃はどんな練習をしていたんですか? 

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「近所の空き地だったり、家の裏にあるちょっとした道で、友達とみんなで暗くなるまで野球をして遊んでいたよ。それこそ、ボールで家の窓ガラスを割っちゃって、一目散で逃げ出すことなんて日常茶飯事。『やばい、逃げろっ!』ってね。窓を割られた家の人が怒鳴るのを聞きながら全力疾走したよ(笑)。 

 リトルリーグでもプレーしたんだけど、世界大会まで行けるほど強くはなかったんだ。うちはピッチャーがいなくて、点を取ってもその倍くらい取られちゃって。ちなみに、二塁はディディ(・グレゴリウス)だったんだ」 

――それにしても豪華な二遊間ですね(笑)。ずっと遊撃を守っていた? 

「子供の頃からずっと。外野だと1度も打球が飛んでこないまま試合が終わっちゃうこともあるだろ。いつもプレーに関わっていたいってなると、キャッチャー、ピッチャー、二遊間、センターのセンターライン。捕手はちょっと荷が重そうだったから(笑)、ショートにしたんだ。実は、少しだけピッチャーをしたこともあるんだけど、やっぱりショートの方が面白くて。もし続けていたら、自分も今頃オータニになれてたかな(笑)」 

――どのプレーにも関わりたいくらい、本当に野球が好きなんですね。 

「今でも球場に来るのが本当に楽しみ。子供の時も、とにかく野球が好きだから、長い時間練習していても辛くはなかったし、自分がやりたいからやっていたって感じかな。むしろ『いい加減に終わりにしなさい!』って言われていたくらいだから(笑)」 

 シモンズは驚愕プレー誕生の理由は、「身体能力はあればいいけど、それよりも練習。失敗しても繰り返すこと」と言い切った。一般に「日本人内野手はメジャーで苦労する」と言われ、その要因は「身体能力の差」にあると思われている。アジア系選手、ラテン系選手、白人選手、黒人選手。確かに、人種によって身体能力の差や動きの得手不得手はあって当然だ。だが、シモンズの言葉に大きなヒントが隠されているとすれば、「身体能力の差」という先入観に囚われないことが可能性の広がりにつながるのかもしれない。

(佐藤直子 / Naoko Sato)

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