侍ジャパン先発・則本2回5K無失点 味方打線に感謝「入りやすくいけました」
最速153キロで豪打線を圧倒
野球日本代表「侍ジャパン」は4日、「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018 日本vsオーストラリア」第2戦(京セラドーム大阪)を行い、先発マウンドに上がった則本昂大投手(楽天)が2回を1安打5奪三振で無失点に封じた。この日の最速は153キロを計時するなどオーストラリア打線を圧倒した。
初回、先頭ケネリーを補邪飛に打ち取ると、2番キャンディラスは3球で空振り三振、3番ヒューズをカウント2-2からの5球目。150キロの直球で見逃し三振に仕留め、わずか11球で回を締めくくった。
続く2回は先頭のモアナロアに右中間を破る二塁打を許すが、ここから圧巻の三振ショーがスタート。デサンミゲルを2ストライクからの4球目スライダーで見逃し三振、ウェードを1ボール2ストライクからの4球目、151キロの直球で見逃し三振、最後はシェパードを同じく1ボール2ストライクからの4球目、153キロの直球で見逃し三振とした。
予定された2イニングを無失点に抑えた右腕は「初回に点数を取ってくれたので、入りやすくいけました。2回は決めにいったフォークが抜けてしまったけど、そういうのを無くしていきたいです」とコメント。
昨季は8試合連続2桁奪三振の日本記録を樹立。自身最多となる222奪三振で4年連続奪三振王に輝いた則本の本領発揮となった。
(Full-Count編集部)