“速すぎる男”が超美技で大谷翔平の長打を阻止「誰からもヒットを奪いたい」

大谷には賛辞「メジャーにおいてスターになる選手の一人」

 さらに、その場面の動画を紹介しつつ「スピードスターが、エンゼルスの新人選手による長打を強奪しようと1マイル(約1.61キロ)は進んだであろう走りを見せたとき、オオタニはハミルトンの電光石火の如き脚力の餌食になったのだ」「次回、彼はハミルトンの方にボールを飛ばしてはいけいないということを分かっている」と冗談交じりに言及している。

 また、米全国紙「USAトゥデイ」も「ショウヘイ・オオタニはしっかりと(ボールを)捉え、長打を狙ったが、(打球は)奪われてしまった」とのタイトルで記事を掲載。その中でハミルトン本人は「誰からのヒットも奪いたいんだ。正直、それが誰なのかは関係ないよ。あれは成功させなきゃいけないと思うプレーの一つだったね」と話している。結果として、話題の二刀流選手からヒットをもぎ取ることになったが、「偶然、その相手が彼になったけど、彼はメジャーにおいてスターになる選手の一人だね」と、その能力を称えている。

 大谷はその後、2点リードの3回1死二塁で三ゴロ、5点リードの4回2死二塁では遊ゴロと得点機で凡退。次打席で代打を送られて交代した。この日は相手の超美技で3打数無安打という結果になったが、徐々にメジャーに適応している様子。打者としても、デビューへ向けて着々と準備を進めている。

(Full-Count編集部)

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