ロッテ新外国人オルモスが乱調3回8失点 井口監督「もう一回チャンスある」
初回に打者一巡の猛攻を浴び一挙5失点
ロッテの新助っ人左腕・オルモスが7日の巨人戦(ZOZOマリンスタジアム)に先発。3回5安打8失点と結果を残すことは出来なかった。チームは9安打は放つが、3試合連続の2桁安打とはならず4-10で敗れた。
オルモスは立ち上がりから制球に苦しんだ。直球の最速は144キロをマークしたが、マウンドが合わないのか、ストライクが入らず無死満塁のピンチを作ると、マギーには左前タイムリーを浴びるなど4安打、2四死球、打者一巡の猛攻で一挙5失点。
2回も苦しい投球が続く。ゲレーロ、マギーに連続四球を与えるなど無死一、三塁のピンチを招くと、長野に中犠飛、続く岡本には2試合連続の一発となる2ランを浴び3点を失った。
苦しい投球が続いた左腕に井口監督は「ああいう展開になってしまった。マウンドを含めて、色々探っている部分はあったと思う。もう一回ぐらいチャンスはあると思う。制球力がないと抑えられるピッチャーじゃない。その辺を含めて次回しっかり調整してもらう」と次戦の登板を明言。
抑え候補の内、シェッパーズは8、9回は3者凡退に打ち取る好投を見せた。益田を含めて指揮官は「来週をメドにしたい」と抑えの絞り込みをする模様で、16日から本拠地で戦う日本ハム、ソフトバンク、巨人との5戦が、開幕へ向けての山場になりそうだ。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)