イチロー復帰をカノ&ヘルナンデスの“スターコンビ”も大歓迎「彼が主役」

ヤンキース時代に同僚だったカノも「みんなが彼を愛している」

 一方、イチローが2012年シーズン途中にトレード移籍したヤンキースで、自身がマリナーズに移籍するまで1年半チームメートだったロビンソン・カノ内野手は、親交の厚いレジェンドが携えるカリスマ性について証言している。

「どこに行こうと、みんなが彼を愛している。彼が主役なんだよ。彼がここで成し遂げたことは、他の誰かが成し遂げるとは思えないことなんだよ」

 自身もスーパースターであるカノはこう語ったという。2001年にオリックスからメジャー移籍したイチローは、デビューイヤーにMVP、首位打者、盗塁王、新人王など個人タイトルを数多く獲得。マリナーズでは10年連続ゴールドグラブ賞とオールスター選出も果たし、マーリンズ時代の2016年にはメジャー通算30人目となる3000本安打の偉業も達成した。カノは、そんな背番号51がアメリカで誇る絶大な人気について語るとともに、偉大な足跡を他の選手が再現することは不可能とまで記事の中で言い切っている。

 地元メディアでは、44歳のレジェンドの復帰に賛否両論が出ているが、マリナーズの投打の柱は英雄の凱旋を手放しで喜んでいるようだ。

(Full-Count編集部)

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