西武で昨季飛躍、山川&源田が互いに要望「2割7分より上」「40発100打点」
侍ジャパンで感じたこと、松井稼復帰の影響
――目標達成には、試合に多く出ることが前提。コンディション面で気を付けていることはありますか
山川「僕はないですね。寝ること。ちゃんと寝ること」
源田「間違いない。大事」
山川「昨年、僕は(シーズンの)半分しか出ていません。2軍を含めると120試合ぐらい出ていますけど(1軍で78試合、2軍では39試合に出場)、一軍でやるのはプレッシャーや身体の疲れが違うので。よく寝て、しっかり食べる。ストレスを溜めるのがよくないので、僕は節制をあまりしません」
――源田選手は昨年、体重を減らさずキープしておきたいと言っていました
源田「はい。無理矢理増やそうとはしていなくて、減らさないことだけ考えていました。トレーニングで体重が増える分には、それでいいという感じです。去年は1年間やってみて、夏場に身体がきつくなって、実際に数字も落ちました。なので、今年は疲労をとるために、苦手な水風呂を試してみようかなと思っています」
――2人は昨年、侍ジャパンに招集されました。得られたものを教えてください。
山川「他のチームの選手がどのような思いでプレーしているのか、どのように準備をしているのかを知ることができました。試合では勝たなきゃいけないというプレッシャーがあったので、それがしんどかったです。その中で、プレーできたのは良かったなと思います」
源田「他球団の選手の、試合までの準備の仕方が参考になりました。あの緊張感の中で試合ができたのはいい経験に、絶対にプラスになると思いましたね」
――今年は百戦錬磨の松井稼頭央選手がチームに復帰しました
山川「僕はまだ、バッティングのことを聞いたりはできていません。ただ、あの年齢で、しっかり走ったり、しっかり打っているのを見ると、すごく参考になりますよね」
源田「野球の技術について、見て感じたことは聞くようにしています」
――源田選手は今季、かつてショートのポジションで鳴らした松井稼選手と比較されることもありそうです。山川選手はチーム内のライバルに勝たなければなりません。
山川「僕は結局、そこで勝たないと試合に出られない。勝つために、それを言うようにしています。比較されるのは、入団した当時からそうでした。やっと、スタートは同じにできる道ができたと思います。あとは、この1年が勝負になりますね」
源田「もともと、あまり同じポジションのライバルのことは、昔から気にしないタイプなので。自分がやるべきこと、やらなきゃいけないことを考えながら、プレーするだけかなと思っています」