イチロー、OP戦初出場は3打数無安打2三振 初ヒットお預けもファン大歓声
「1番・左翼」でOP戦初出場、マリナーズ“6シーズンぶりヒット”はお預け
マリナーズに復帰したイチロー外野手が11日(日本時間12日)、レッズ戦でオープン戦初出場。「1番・左翼」でスタメンに名を連ね、3打数無安打2三振と初ヒットはお預けとなった。
2012年のシーズン途中にヤンキースへトレードで移籍して以来、マリナーズで6シーズンぶりの打席となった初回は「イチローコール」も沸き起こる中、先発左腕フィネガンの前に見逃し三振。ファウルで粘り、フルカウントからの8球目を自信を持って見送ると、審判はストライクをコール。球場からはブーイングも起こった。
迎えた第2打席は、2死一塁で打席へ。1-1の同点となった直後、左腕クロケットと対峙。2球目にロマインが二盗に成功し、チャンスを作った。イチローはカウント3-1からライナーを放ったが、これは左翼手の正面をついた。
第3打席は1点リードの4回、1死走者なしで右腕シャッケルフォードと対戦。ライト線にライナーで切れていく惜しいファールもあったが、マリナーズで6シーズンぶりのヒットとはならず、最後はフルカウントから空振り三振に倒れた。イチローはここで交代した。
試合前にイチローがカートに乗って現れ、ベンチ入りすると、球場は大歓声に包まれた。さらに、ラインナップ発表で「1番レフト・イチロー」の名前がコールされると、さらに大きな歓声に。オープン戦初ヒットはお預けとなったが、“復帰戦”でファンを喜ばせた。
(Full-Count編集部)