人気5人が卒業「キャラクター&M☆Splash!! 2017 last revue」リポート

「M☆Splash!!」のメンバーたち【写真:松下雄馬】
「M☆Splash!!」のメンバーたち【写真:松下雄馬】

卒業メンバーにインタビュー

 大盛況のまま、「キャラクター&M☆Splash!! 2017 last revue」は幕。そして、これをひと区切りとして卒業するメンバーは慣れ親しんだ環境から巣立ち、それぞれの前に伸びた輝かしい道を凛として歩み始める。そこで全てのプログラムが終了した後、彼女たちに貴重な時間を割いてインタビューに答えてもらった。

――「キャラクター&M☆Splash!! 2017 last revue」を終えられていかがですか?

SAKURAさん
「たくさんの方が見に来てくれているのがステージから見えて、3年間の全てを思い出しました。胸がいっぱいになりながら後悔もなく、自分らしく踊りきれたので楽しかったです」

NATSUKIさん
「ここが3年間の集大成だったので、感謝の気持ちを伝えたいなあと思って今日踊ってたんですけど、ほんとにすごく楽しくて『楽しかったー』で終われたのでよかったです」

YUMIKOさん
「本番がとってもあっという間で、やめたくないなあと思うことが、正直いっぱいあったんですけど、今までの2年間で本当に多くのことを学ばせていただいたので、悔いなく終われたことにほっとしています」

MAMIさん
「舞台袖から同期や後輩や先輩の顔を見ていると、今までこのチームでやってこれてよかったなって思いましたし、ファンの方と1人1人お話しして、温かいお声をいろいろかけていただいた時に、本当にこの球団を選んでよかったなって思いました」

YURIさん
「最後だからという感情に囚われすぎないで、冷静さを保ちながらやろうというのは決めてきて、わりと冷静に最初から最後までできたので、ちゃんと(作品を)届けられたかなと思っています、今は」

――「M☆Splash!!」として活動して、一番印象に残っていることは?

SAKURAさん
「最初のオーディションで飛行機が欠航になって遅刻したんですけど、それでも受かった時のうれしさです。グラウンドでたくさんの方の前で踊ったこと、それに感動したことを、今でも覚えています」

NATSUKIさん
「(1年目の開幕で)最初にグラウンドに立った時、本当にいっぱいお客さんがいて、ずっと「M☆Splash!!」で踊りたいと思ってきたので、あ、ここで踊れてるんだなとすごく感動したことが心に残っています」

YUMIKOさん
「いろんなところに遠征も行かせていただいたんですけど、そこで球団の違いや球団ごとのチアのカラーを知って、そこで「M☆Splash!!」らしさを肌で感じることができて、毎日毎日どんどん「M☆Splash!!」が好きになるような感覚で。これからも「M☆Splash!!」が、女性として、子どもたちから憧れられるような存在であってほしいなって思っています」

MAMIさん
「一番印象に残ったのは、最初の開幕戦と東京ドーム開催試合です。本当にこんな大勢の人たちの前で踊らせていただけると思うとすごい興奮して、あの開幕戦の1年目の時の初々しい気持ちと、東京ドームでのゲームは一生忘れないと思います」

――9年のキャリアを誇るベテラン・YURIさんは、ステージで「プロ野球のチアの可能性」について言及されていましたね。

YURIさん
「プロ野球は男の人のものだけじゃないっていうのを体現できるのが私たちだと思うので、形はどうあれ、女の子グループが存在することがすごく大切だと思っています。でも私たちのことを知ってもらえるようになるには、今までやってきたことを気を抜かないでやっていくことで裾野が広がっていくかなと思うので、(後輩には)今までのことをとにかく確実にやってねって言いたいですし、その先にダンスをやりたい、ダンスを仕事にしたいと思う女の子たちの選択肢の中に、すぐにプロ野球のチアが挙がるようになっていけたらいいなあっていう思いはすごくあります」

「ゆくゆくはセ・リーグとパ・リーグ一緒にできたら」

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