大谷翔平“休日返上”紅白戦で2安打 指揮官評価「タイミングよくなっている」

紅白戦で打席に入るエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】
紅白戦で打席に入るエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】

大谷が紅白戦で8打数2安打、3三振奪った同僚投手「愛を持って攻めてみた」

 エンゼルスの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)の紅白戦に出場し、8打数2安打1四球3三振で終えた。 

 第1打席は右腕トロピアーノから左翼越えの二塁打を記録。第2打席は左腕スカッグスに四球、第3打席は右前安打と3打席連続で出塁した。しかしその後は凡退。第4打席は遊ゴロ、第5打席は三直、第6打席から2打席連続で三振、第8打席は中飛、第9打席は三振だった。 

 試合後、マイク・ソーシア監督は「彼の打席を見たらわかるが、タイミングがよくなっている。チェンジアップに対してタイミングを合わせられているし、打球も強い。三振にはなったが、順調に本来の姿に近づいている」と上々の評価。オフスピード(遅い球)が課題とされていることを問われると、「心配していない。彼はオフスピードでも強い打球が打てる。あとはタイミングだけだ。そしてそれは現段階での他の選手でも言えることだ」と語った。 

 一方、この日大谷から3三振を奪ったスカッグスは「(三振は)一球はチェンジアップ、もう一球はカットファーストボール。(※実際はチェンジアップで2三振、カットファーストボールで1三振)」と振り返り、大谷の内角に投じたボールについて「愛を持って攻めてみた。体に当てなかったので大丈夫だろう」とユーモアを交えて語った。 

 大谷はここまでのオープン戦で18打数2安打で打率.111。この日は休日返上で紅白戦に出場した。14日(日本時間15日)にブルペン入りする予定で、指揮官は「今日は打席が多かったので、筋肉の回復具合を見る」と語った。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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