西武山川、31打席ぶり安打がOP戦初アーチ 中日柳から左中間へ運ぶ

松坂に空振り三振を喫するなど30打席連続無安打も…

 西武の山川穂高内野手が、久々の快音を響かせた。14日にナゴヤドームで行われた中日とのオープン戦。8回の第4打席で待望のオープン戦第1号本塁打を放った。

 1点を勝ち越されて迎えた8回。先頭打者で打席に入った山川のバットが火を吹いた。開幕ローテ入りを狙う中日2番手の柳裕也が投じた初球のスライダー。ここまで不振に喘いできた山川がフルスイングではじき返した打球は弾丸ライナーで左中間スタンドへと飛び込んでいった。

 4日の広島戦の第1打席に二塁打を放ったのを最後に、バットが湿りっぱなしだった山川。この日も松坂大輔の前に第1打席は空振り三振、2打席目は死球、投手が柳となった第3打席は投ゴロに倒れており、連続無安打は30打席まで伸びていた。31打席ぶりの安打は、オープン戦初アーチ。西武の主砲にようやく復調の気配が漂ってきた。

(Full-Count編集部)

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