オープン戦の戦績はシーズン戦績に影響するか 過去5年に見る関係性は
2014、2015年はオープン戦1位のソフトバンクがそのままリーグV
〇2015
1ソフトバンク(11勝5敗1分)→パ優勝、日本一
2ロッテ(10勝5敗1分)→パ3位
3DeNA(8勝4敗3分)→セ最下位
4オリックス(8勝6敗2分)→パ5位
4阪神(8勝6敗2分)→セ3位
6楽天(6勝7敗3分)→パ最下位
7西武(4勝5敗2分)→パ4位
8ヤクルト(6勝8敗1分)→セ優勝
9中日(6勝9敗2分)→セ5位
10日本ハム(4勝7敗4分)→パ2位
11巨人(6勝11敗1分)→セ2位
12広島(3勝7敗2分)→セ4位
〇2014
1ソフトバンク(15勝2敗2分)→パ優勝、日本一
2楽天(12勝3敗2分)→パ最下位
3巨人(11勝5敗1分)→セ優勝
4日本ハム(9勝5敗2分)→パ3位
5広島(6勝4敗2分)→セ3位
6ロッテ(7勝7敗1分)→パ4位
7DeNA(6勝8敗2分)→セ5位
8西武(5勝9敗2分)→パ5位
9オリックス(6勝11敗2分)→パ2位
10中日(4勝10敗2分)→セ4位
11阪神(3勝10敗3分)→セ2位
12ヤクルト(1勝11敗1分)→セ最下位
〇2013
1巨人(10勝4敗3分)→セ優勝
2広島(10勝6敗1分)→セ3位
3ソフトバンク(11勝7敗2分)→パ4位
4楽天(10勝7敗)→パ優勝、日本一
5阪神(9勝8敗1分)→セ2位
6ヤクルト(8勝8敗3分)→セ最下位
6日本ハム(6勝6敗4分)→パ最下位
6DeNA(9勝9敗1分)→セ5位
6西武(9勝9敗)→パ2位
10ロッテ(7勝10敗2分)→パ3位
11オリックス(6勝11敗1分)→パ5位
12中日(4勝14敗2分)→セ4位
この5年間を見ると、オープン戦とシーズンでの成績に大きな関係はないことが分かる。昨季の広島のように、オープン戦では12球団でブービーの11位からリーグ優勝を果たしたこともあれば、昨季のロッテのようなこともある。2014年の楽天もオープン戦で好成績を残しながら、最下位に沈んでいる。
一方で、5年間でセパ計10球団の優勝チームは、7球団がその年のオープン戦で上位6チームに入っていた。オープン戦で最下位の12位だったチームのリーグ優勝は過去5年間ではなく、それどころか5年全てでリーグBクラスに沈んでいる。
あくまでも開幕に向けた準備期間であるオープン戦。ここでの結果に一喜一憂する必要なそれほどなさそうだ。オープン戦1位になったからといって過度な期待は禁物。もしかしたら少しは期待できるかも、くらいの淡い期待を抱くくらいがちょうどいいのだろう。ただ、オープン戦最下位に沈んでしまった球団のファンだけは、シーズンでの少々の苦戦は覚悟した方がいいかもしれない。
(Full-Count編集部)