ヤクルト復帰の青木が凱旋試合 7年ぶりの神宮に「この雰囲気は特別なもの」
広島・野村の前に2打数無安打も「悪くない捉え方をしていた」
オープン戦ながら凱旋試合になったヤクルトの青木宣親外野手。16日の広島戦は今年初の本拠地・神宮での開催ということもあり7年振りに古巣に戻った青木のバットに期待が集まった。
開幕投手が有力視される広島のエース・野村との対戦。2回の第1打席は130キロのチェンジアップに中飛。4回はカーブ、チェンジアップと緩急を上手く使われて、内角140キロの直球に二ゴロと2打数無安打でベンチに下がった。
ヒットこそ出なかったものの、久し振りに味う神宮は格別だったようで「この雰囲気は特別なもの。大学時代から縁を感じる球場。タイミングの取り方だったり、やれることをやっている。バットも違うのを使ってる」と感慨深く語った。「ボールの見方は良かったし、悪くない捉え方をしていた」と話し、開幕へ向けて、順調に段階を踏んでいるようだ。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)