野球と音楽をつなぐドラマー、オカモト“MOBY”タクヤ氏が今季MLBを予想【ナ編】

西地区はドジャース、ダイヤモンドバックス、ロッキーズの3強混戦か

【西地区】
 昨季はポストシーズンに3チームが進出、今季も激戦必至です。ドジャースは今季も世界一の候補であることは間違いありません。来年以降の補強資金を踏まえ今季の補強はおとなしく、かつカブスにダルビッシュとブランドン・モローを引き抜かれ、数少ない補強選手だったロングリリーフのトム・コーラーが開幕絶望。先発陣は依然としてクレイトン・カーショーを中心に盤石、控え含めた打線も不動な布陣ですが、昨季29年かけて辿り着いた世界一奪回のチャンスを「あと1勝」で逃したことに、今後取り憑かれる気がするような……。

 そのドジャース含め同地区全球団に勝ち越し、就任1年目のロブロ監督(元ヤクルト)が最優秀監督賞を受賞したダイヤモンドバックスは、特に先発陣がザック・グリンキーを筆頭に素晴らしい布陣ですが、問題はブルペン。平野佳寿はどの役割を受け持つにせよキーマンの1人となるでしょう。FAで抜けた穴をしっかり補強しているので野手も戦力は維持。一方でポストシーズンに進出した翌年はあまりいい成績を残していないデータがあるので、今年は……。

 ロッキーズはオフに積極補強に出ました。元々打線は超強力、そこにフレーミングに長ける捕手クリス・アイアネッタを獲得。若い先発陣を上手くリードすれば、セットアップに獲得したブライアン・ショウ、クローザーに獲得したウェイド・デービスまで繋げ、ドジャースを追撃できるかも。昨年まさかの最下位だったジャイアンツは、前所属球団の顔だったエバン・ロンゴリアとアンドリュー・マカッチェン、さらに堅守巧打の外野手オースティン・ジャクソンを獲得し、野手陣は戦力が整いました。一方投手陣はほぼ補強なし。昨季故障に苦しんだマディソン・バムガーナーとジョニー・クエト頼みでは苦しいかも。再建中のパドレスは世界一経験者のエリック・ホズマーを8年契約で獲得。他にも再建モードのチームに最適な「若手の見本」的ベテランを3選手獲得し、若手を育てながら来年以降へ繋ぐ重要な年になるでしょう。アンダースロー牧田和久の活躍にも期待が高まります。

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 順当にいけば、ナ・リーグは2年ぶりの世界一を目指すカブス、30年ぶり世界一にかけるドジャース、そして東地区で圧倒するナショナルズが頂点争いを繰り広げそうだ。最終的なシーズン予想は、27日に渋谷LOFT9 Shibuyaで行われる「NO MLB, NO LIFE~2018 MLB開幕直前スペシャル」で出演ゲストらと共に語る予定だという。イベント詳細は下記の通りだ。

 今季もペナントレースの行方が楽しみなメジャーリーグ。開幕が待ちきれない。

●「NO MLB, NO LIFE~2018 MLB開幕直前スペシャル」
会場:渋谷LOFT9 Shibuya 18:30開場 / 19:30開始 [MC] MOBY(SCOOBIE DO / MLB解説者)/ 久保田泰平(音楽スコアラー) [ゲスト] 久保田市郎(『Slugger』編集部)/ 佐藤直子(「Full-Count」編集部)/ 成瀬英樹(音楽家 / MLB解説者)/ 蛭間豊章(スポーツ報知ベースボールアナリスト)/ 宮崎瑛也(「Far East Division」代表)※五十音順
[TICKET] 前売¥2,000 / 当日¥2,500(共に飲食代別・1オーダー¥500以上必要)※イープラスにて絶賛発売中!
[INFO] 渋谷LOFT9 Shibuya 03-5784-1239 http://www.loft-prj.co.jp/loft9/

●プロフィール
オカモト“MOBY”タクヤ(SCOOBIE DO)
“LIVE CHAMP”の異名を持つロックバンド、SCOOBIE DOのドラマー兼マネージャー。ドラマーとして様々なアーティストのレコーディングに参加。また動画配信サービス「DAZN」でのMLB解説を始め、野球と音楽がテーマのラジオ番組・FMおだわら「NO BASEBALL, NO LIFE.」ではMCを担当。DJ、MLB関連のコラム、酒場コラムやラーメンコラムの執筆、クイズ作家、香港政府観光局公認「超級香港迷(=スーパー香港マニア)」。

http://www.scoobie-do.com/
Twitter: @moby_scoobie_do
Instagram: @moby_scoobiedo

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