大谷翔平、6四死球も…開幕前最終登板はスプリットの“テスト”「だいぶ進歩」

キャンプは苦戦も焦りはなし「開幕で100だったことはないので」

 2回には高いバウンドで三塁手の頭上を越える適時打を許したものの、「あれはスプリットです。いいところには行っているので、特に問題ない。初回よりも回を重ねたスプリットの方が落ちも良くて、(腕の)振りもよかった。今日でだいぶ進歩していたと思う」と次第に切れ味を増した宝刀に自信を浮かべていた。

「今日の試合は紅白戦だったので、通常の試合でできないことをやろうと思った。極端な話、3ボールからでもフォークを投げようと思った。今日はいい練習ができた」

 キャンプ中の実戦では投打ともに苦しい成績となったが、その表情に暗さは全くない。「開幕で100(%)だったことはないので。みんなそうじゃないかなと思いますが、シーズンの中でも成長できるように反省しながらやりたいです」。本当の勝負はまだ始まっていない。悠然と語る二刀流右腕に焦る様子はなかった。

(Full-Count編集部)

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