「勝利の方程式」に欠かせない数字 歴代10傑、ハム宮西はG山口鉄を抜くか
巨人・山口鉄は9年連続60試合、日ハム宮西はデビューから10年連続50試合
NPBでは200ホールドから50刻みで連盟表彰をしている。今季、連盟表彰を受ける可能性がある投手は以下。
〇300ホールド 過去なし※カッコ内は昨季の成績
山口鉄也(巨)273ホールド 残27ホールド(3ホールド)
宮西尚生(日)257ホールド 残43ホールド(25ホールド)
〇250ホールド 2人
浅尾拓也(中)200ホールド 残50ホールド(1ホールド)
〇200ホールド3人
五十嵐亮太(ソ)157ホールド 残43ホールド(11ホールド)
マシソン(巨)152ホールド 残48ホールド(27ホールド)
巨人の山口は2016年まで9年連続で60試合以上登板し、ホールドを量産していたが、昨年は18試合の登板にとどまり3ホールド。日本ハムの宮西はデビューから10年連続で50試合以上登板を継続中。今季中に宮西が山口を逆転する可能性もあるだろう。
今のプロ野球では、セットアッパーからクローザーへとリードを保ったままマウンドを引き継ぐ「勝利の方程式」が非常に重要になっている。ホールドはまさに「勝利の方程式」には欠かせない数字なのだ。今季もホールドのランキングは大きく揺れ動くことだろう。
(広尾晃 / Koh Hiroo)