ホークス柳田、開幕へ心境 本塁打にこだわり「キャリアハイは打ちたい」

開幕を翌日に控え心境を語ったソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
開幕を翌日に控え心境を語ったソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

HR1本で30万円を寄付、「夢と希望の手助けになれば」

 ソフトバンクの選手会長・柳田悠岐が29日、シーズン開幕を翌日に控えた心境を語った。

「がんばろうという感じです」。選手会長・柳田は、いつものギータ節で開幕前の心境を語った。「状態もいいです。ただ相手も一流なので、まずはチームの勝利に貢献できれば思います」と謙虚に語った。

 今シーズンの打撃の目標を聞かれた柳田は、最初「いい成績を残したい」とだけ答えたが、その後「やっぱりホームランをたくさん打てるように。キャリアハイは打ちたいです」と改めて本塁打へのこだわりを強調した。

 この日、柳田は今シーズンの本塁打数に応じて特定非営利活動法人SOS子どもの村JAPAN(福岡市)への寄付を実施することを発表。1本塁打につき30万円を積み上げ、シーズン終了後にまとめて贈呈する。

「夢と希望がある子どもたちを少しでも手助けできたらと思います。たくさんホームランを打って子どもたちに貢献して、チームの日本一にも貢献できたら」

 ここまでの自己最高は2015年の34本塁打。オープン戦では本塁打なしに終わったが、開幕後は子どもたちの笑顔に届くアーチを量産してくれることだろう。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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