カーショー1失点で黒星、「一球のミス」悔やむ ド軍開幕連勝「7」でストップ

ジャイアンツとの開幕戦に先発したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
ジャイアンツとの開幕戦に先発したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

ジャイアンツがドジャースに完封リレー

 29日(日本時間30日)、ドジャー・スタジアムで行われたドジャースとジャイアンツの開幕戦はジャイアンツが1-0で勝利した。ドジャースはエース左腕カーショーが6回8安打7奪三振1失点の力投を見せたが、5回に浴びたソロ一発に泣く形で黒星発進となった。

 カーショー、ブラック両先発が立ち上がりから力投を見せた投手戦。4回まで0-0が続いた展開を打ち破ったのはジャイアンツのパニックだった。2死走者なしの場面でカーショーが投じた5球目を捉えて右翼席へ先制ソロ。結果的にこの一発が勝敗を分け、ジャイアンツが勝利した。

 ジャイアンツはエース左腕バムガーナーが開幕前の負傷で離脱するアクシデントに見舞われたが、この日先発を託されたブラックから計5投手で完封リレー。ドジャースもカーショーが降板した7回以降、無失点でつないだが、打線は散発の6安打、うちカーショー自身が2安打と野手陣が沈黙し、競り負けた。

 ドジャースの開幕連勝はこれで「7」でストップ。8年連続開幕投手のカーショーにも初黒星がついた(1勝5敗)。

 試合後、カーショーは「カウントが悪くなることが多かったし、ランナーが出ることも多かった。(パニックへの)一球のミスが最終的に試合を左右した」と被弾した投球を悔やみつつ、「全体的にもっといい結果になってもよかった。今日はネガティブなことばかりではなく、収穫もある。今日は不運が重なった。ストライクが取れていないと狙いが甘くなり、こういう結果になる」と気持ちを切り替えていた。

【動画】黒星付くも、さすが“最強左腕”! カーショ―が開幕戦で魅せた圧巻の奪三振ショー!

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