イチロー、マリナーズ復帰戦は大歓声の中で2打数無安打　8回の守備から交代

6年ぶりにマリナーズ復帰した背番号51、本拠地での開幕戦の第2打席は空振り三振

　マリナーズのイチロー外野手は29日（日本時間30日）のインディアンス戦との開幕戦に「9番・左翼」でスタメン出場。2012年7月15日のレンジャーズ戦以来、2083日ぶりにマリナーズの選手として本拠地セーフコ・フィールドのグラウンドに立ったが、第1打席は一ゴロ、第2打席は空振り三振と凡退した。イチローは8回の守備から退いた。

　イチローは6年ぶりにマリナーズに復帰。試合前には選手紹介でファンから大歓声を浴びた。マリナーズは初回に主砲クルーズの2ランで先制。イチローは3回の第1打席では大歓声とともに迎えられ、「イチローコール」も沸き起こる中、先頭で昨季サイ・ヤング賞の相手右腕クルーバーの前に一ゴロ。さらに、5回は2死二塁の好機で再び歓声を浴びて打席に立ったが、カウント1-2から93マイル（約149キロ）の速球に空振り三振に倒れた。

　昨季までメジャー歴代22位の通算3080安打を放っているイチロー。同21位のキャップ・アンソン（3081安打）までは残り1本となっている。

（Full-Count編集部）