王者ソフトバンクが日本一連覇を狙う 故障者続出も選手層は球界ナンバーワン

唯一の不安材料はシーズン前に続出したケガ人か…

 また、右翼の定位置争いも激しさを増している。筆頭候補は昨季134試合に出場し一気に主力として台頭した上林誠知だ。シーズン終盤に調子を崩しただけに今季は年間を通じて定位置を確保したい。他にも昨季自身初となる100試合出場を果たした福田秀平や、オープン戦で打率.316と打撃好調な城所龍磨も候補に挙がってくるだろう。

 昨季パ・リーグを制覇したソフトバンクだが、オープン戦は5勝10敗1分で10位。3月6日の西武戦から3月18日のヤクルト戦までは9試合勝ち星に見離された。ソフトバンクのオープン戦での負け越しは2006年以来12年ぶりの記録である。

 故障者も続出している。捕手では高谷裕亮、栗原陵矢の長期離脱が確実。キャンプ中に和田が左肩違和感を訴えると、明石は腰痛で再調整を余儀なくされた。

 開幕投手の千賀は3月23日の広島戦で3回緊急降板。今宮健太がウイルス性胃腸炎により3試合、中村晃も左臀部の筋損傷で2試合オープン戦を欠場した。心配がつきぬまま開幕を迎えることになり、シーズンへの影響が懸念される。

 昨季はスタートダッシュに失敗し、一時は4位に沈みながらも、チームの底力を発揮して日本一を奪還したソフトバンク。今季も優勝候補の筆頭であることは変わらない。日本一を「もう1頂!」。頂点を再び目指す若鷹軍団の戦いが幕を開ける。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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