ソフトバンク千賀、7回1安打無失点の圧巻投球 育成初開幕投手の大役果たす
自己最速を1キロ更新する157キロをマーク
ソフトバンクの千賀滉大投手が、育成選手として初の開幕投手を務め、7回まで圧巻の投球を見せた。
初回、先頭の宗佑磨へ投じた初球、2球目と連続して自己最速を1キロ更新する157キロをマーク。ルーキーの山足に中前安打を許したが、吉田正尚を二ゴロ併殺打に切ると、波に乗った。2回にも小谷野栄一に四球を与えたが、マレーロを遊ゴロ併殺打に打ち取った。
3回からは走者を1人も許さない投球を見せ、7回で降板。3月23日の広島戦で右上腕部の張りを訴えて3回で緊急降板し、開幕戦での登板が危ぶまれていたが、なんとか間に合わせた右腕だったが、いざマウンドに上がってみれば、その影響を感じさせず。84球を投げ、7回1安打7三振無失点の好投だった。