13打者連続凡退 圧巻白星の田中将大を同僚絶賛「力強い6イニング」
ブルージェイズ戦で自身4年ぶりのシーズン初先発初白星
30日(日本時間31日)に行われた敵地ブルージェイズ戦で、今季初先発に臨んだヤンキース田中将大投手。6回3安打1失点8奪三振無四球という快投で、チームを4-2の勝利に導いた。自身にとっては4年ぶりのシーズン初登板初白星。この日は敵打線をまったく寄せ付けなかった日本人右腕を、チームメイトは「素晴らしい先発」と称賛している。
田中は2回1死からグリチャックに同点ソロを浴びたが、3回に相手中軸を3者連続で空振り三振に仕留めるとエンジン全開。6回を投げ終えて降板するまでに圧巻の13打者連続凡退とした。
日本人右腕の躍動を称賛したのはこの日「4番・遊撃」で先発し、3打数2安打2得点と活躍したディディ・グレゴリウス内野手だった。自身のツイッターで「ヤンキースが勝った。タナカタイムによる素晴らしい先発、力強い6イニングだった…」と勝利を報告。ヤンキースファンは田中の先発試合を「タナカタイム」と呼ぶが、圧巻の79球を「素晴らしい」と絶賛した。
そして「全体的に最高の試合だった!! ビリー・ザ・キッドも初打席で初安打。そして、燃えるブルペン。何てゲームだ!!!」と、ムードメーカーのテンションは最高潮。新人のビリー・マッキニー外野手の奮闘も讃えるなど、開幕2連勝を飾ったピンストライプの名門は、チームの雰囲気も高まりを見せているようだ。
(Full-Count編集部)