投手・大谷と対峙、敵打者どう見た? 160キロ&複数球種に「誰だって難しい」

アスレチックス斬り込み隊長セミアンは確信「成功する」 

 一方、1番打者のマーカス・セミエン内野手もまた、第1打席で三振となった。 

「3、4種類の持ち球に100マイルの速球が加われば、誰だって難しい。ストライク先行のピッチングをしていたね。ヒットを打ちたかったけれど、ボールがよかった」 

 無安打に終わったリードオフマンは、メジャー初登板の大谷と対峙した打席で得た情報を、ダグアウトで同僚に伝えたという。それでもアスレチックス打線は2回にチャップマンが3点弾を放ったものの、攻略し切れなかった。 

「チャップマンは失投の1球を打ち返していた。彼はボールで色々なことができる。あのスピーディーな腕の振りでスプリットを投げ、しかも速球でストライクが取れるなら、その選手は(メジャーで)成功するよ」 

 同じ腕の振りで繰り出される最速160キロの速球と、時速145キロに達する高速スプリットを、アスレチック打線は見分けがつかなかった様子だ。 

 同地区ライバルに特大のインパクトを残した投手・大谷。そのメジャーでの成功に、対戦打者も太鼓判を押すしかない様子だった。 

(Full-Count編集部)

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