パドレス牧田は「ミステリアスなサブマリン」 米メディア熱視線
ここまで3登板で防御率3.00のパドレス牧田
ここまで3試合に登板し0勝0敗、防御率3.00を記録している牧田和久投手。3日(日本時間4日)のロッキーズ戦ではメジャー初失点を喫して1回を持たずに降板となったが、ここまで3イニングを投げて被安打1に抑えている。独特な投球フォームを見せるサブマリン右腕にはチームもスプリングキャンプから大きな期待を寄せている。
そんな中で米データサイト「ファングラフス」が「パドレスのブルペンは一風変わっている、しかもすごいかもしれない?」との見出しでチームの救援陣を特集。左腕ブラッド・ハンドや右腕カービー・イエーツといった救援投手とともに牧田を特筆し、「NPBから輸入されたミステリアスなサブマリン」とレポートした。
特集では今季、西武から加わった右腕について「独特のフォームとスキルを備えたマキタは間違いなくパドレスブルペンで最も興味深い存在」とし、リリースポイントの低さなどに触れつつ、「マキタの投球は実際にリリースポイントから浮き上がっている。MLBの打者たちはこういったボールに慣れていない」と指摘した。
パドレスの救援陣ではアダム・シンバーも下手投げで、「マキタ、そしてシンバーと対戦することはMLBの打者も慣れていないだろう。ナ・リーグ西地区の打者達はうまくアジャストできるだろか? お手並み拝見といこう」と今後の対戦に注目を寄せている。
現在チームは2勝6敗でナ・リーグ西地区で最下位。6日(日本時間7日)にようやく2勝目を手にしたばかりだ。牧田をはじめとする救援陣は巻き返しを目指すチームを支えることができるだろうか。
(Full-Count編集部)