ダルビッシュ9K快投も初勝利ならず “韓国の神“に被弾、チームは逆転勝利

ブルワーズ戦で好投したダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ブルワーズ戦で好投したダルビッシュ有【写真:Getty Images】

5回1死満塁の好機で打席に立つも空振り三振

 カブスのダルビッシュ有投手が7日(日本時間8日)、敵地でのブルワーズ戦で今季2度目の先発に臨み、6回を投げて1被弾を含む2安打9奪三振1四球1失点(自責1)の快投を見せたが、1-1の同点で降板。今季初白星とはならなかった。防御率は5.23。チームは土壇場の9回に逆転し、5-2で勝利した。

 ダルビッシュは初回2死からブラウンに四球と暴投で二進されるも、続くショウを三飛で無失点。やや制球にばらつきは見えたものの、2回と3回と連続3者凡退とした。だが、0-0の4回、先頭で打席に迎えたのは、韓国で3季通算124本塁打を放ち、神と崇められたテームズ。フルカウントに追い込むも、6球目スライダーを強振され、右翼2階席に飛び込む先制ソロとされた。

 だが、5回を3者連続三振に仕留めると、直後の6回先頭で2016年MVPのブライアントが今季2号ソロと左翼へ運び、同点に追いついてくれた。

 ダルビッシュは6回も3者凡退に斬って無失点。1-1の7回に代打を送られ、94球(59ストライク)を投げて降板した。

 奪三振は毎回の9個を記録。6回を投げて1被弾も2安打1失点の快投を見せたが、惜しくも白星には届かなかった。

 打席では、1点を追う5回に1死満塁の絶好機で第2打席を迎えたが空振り三振。3回の第1打席は見逃し三振だった。

 チームは8回に1点を勝ち越されたが、9回に代打レスターがスクイズを成功させるなど3点を追加。逆転勝利を収めた。

(Full-Count編集部)

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