ヤクルト山田が2盗塁でリーグトップの7盗塁 「初球からいこうと決めていた」

ヤクルト・山田哲人【写真:荒川祐史】
ヤクルト・山田哲人【写真:荒川祐史】

今季はここまで9試合で7盗塁をマーク「1番打者としての仕事ができた」

 2年振りの30本、30盗塁。「トリプルスリー」へヤクルト山田哲人の脚が止まらない。8日、神宮で行われた巨人戦で2盗塁を記録。早くもリーグトップの7盗塁をマークし巨人戦2年振りの3連勝に貢献した。

 初回に四球で出塁すると、続く西浦の初球で二盗に成功。3回の第2打席でも四球を選ぶと再び西浦の初球にスタートを切り、流れるようなスライディングで盗塁を奪った。

 この日はノーヒットで終わったが、3四球を選び出塁率は4割を超えた。しっかりと1番打者としての仕事をこなしている。「(2つとも)初球からいこうと決めていた。チームが勝ったので、自分は打てなくても気分がいい。昨年は負けが多く、モチベーション(の維持が)難しかったが、(今年は)疲れ方が違う。打てなくても、守備、走塁でカバーしたい。自分で言うのも何なんですが、1番打者としての仕事ができた」と自画自賛だった。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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