投手・大谷から初安打、33歳敵打者の目「彼はまだまだいい選手になる」

投手・大谷の印象「エンゼルスは彼がいてラッキーだと思う」

――先日、初ヒットを浴びせた大谷はスプリングトレーニングでは批判的な意見が多かったが、開幕して克服したように見える。

「彼は素晴らしい才能を持っている。だが、彼も同じだ。自分の弱みを理解して、少しずつ改良を続けた。それがあのバッティングフォームの変化につながったはずだ。彼と対戦するのはとても嫌だよ。上手だからね。彼はこれからまだまだいい選手になるだろう」

――彼のピッチングをどのように見た?

「彼は素晴らしいピッチャーでもある。98、9マイル(約158キロ、159キロ)を投げるし、試合を通じていい投球をする。スプリットも怖い。もちろん彼が僕らのチームにいてくれたらなんて思うことはあるけど、エンゼルスは彼がいてラッキーだと思う」

――野球をすることで、誰かに影響を与えたい?

「もちろんだ。誰かの人生にいい影響を与えたいと思っている。もちろんあなたからもいい影響を受けているし、毎日成長できたらと思っている。僕は周りにもいい影響を与えたいし、与えてもらっているよ」

―― 一言で自分を表すと?

「一言か……クレイジーかな? 違うよ、嘘だよ! 謙虚かな。自分が今、与えてもらってる状況に感謝しているし、自分がしたいことができて幸運だ。これからも謙虚でいたいと思っている」

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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