異次元投球の大谷、無安打阻止の敵打者も脱帽「ミスないならあがくしかない」

本拠地初先発で圧巻の投球を披露したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
本拠地初先発で圧巻の投球を披露したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

最速160キロ&抜群スプリット、敵チームの度肝抜いた大谷翔平

 8日(日本時間9日)のアスレチックス戦で本拠地初先発登板に臨み、2勝目を手にしたエンゼルスの大谷翔平。7回1死まで完全投球という圧巻の内容で、7回1安打1四球12奪三振を記録した。先頭から19者連続斬り。20人目にヒットを放ったアスレチックスの2番打者マーカス・セミエンが大谷との対決について語っている。アスレチックスの球団公式サイトが伝えている。

 打者として3試合連発で度肝を抜いた二刀流右腕が今度は投手として全米を驚愕させた。初回3者連続三振に仕留める圧巻の立ち上がりを見せると、最速99.6マイル(約160キロ)のファストボールと切れ味抜群のスプリットを軸に7回まで毎回の12三振をすべて空振りで奪った。味方打線が序盤から得点を重ねる中、敵打者をねじ伏せ、7回1死一、二塁のピンチを迎えても4番デービスを投ゴロ、5番オルソンをスプリットで空振り三振と崩れなかった。

 一時は完全試合かと思わせる圧巻のピッチングに、初ヒットの場面では本拠地から拍手が沸き起こったほど。球場には試合後、「オオタニ・コール」も響いた。

 エンゼルスが6-1で勝利した試合後、相手球団の公式サイトもこの一戦をレポート。大谷の無安打投球を阻止したセミエンらのコメントを伝えた。

敵将「今日はもっと良くなったように見えた」

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