阪神ドラ2位左腕・高橋遥がプロ初登板 広島相手に5回終え1安打零封
最速147キロの直球を軸にカープ打線を封じる
阪神のドラフト2ルーキー・高橋遥人投手が11日、甲子園で行われた広島戦でプロ初登板初先発を果たした。最速147キロの直球を武器に強打のカープ打線を5回を終え、1安打無失点の好投を見せている。
新人左腕は圧巻の立ち上がりを見せた。初回先頭の田中を投ゴロ、菊池を146キロの直球で見逃し三振に。続く丸には遊撃内野安打を浴びたがメヒアを145キロの直球で空振り三振に打ち取り無失点。
味方打線は初回に高橋遥を援護。1死一塁から糸井が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち先制に成功した。
強気の投球を見せる左腕は続く2、3回を3者凡退に打ち取り、序盤は自慢の直球を中心とした配球でカープ打線をわずか1安打に封じる好投を見せた。
4回も先頭の菊池を三ゴロ、続く丸にはオール直球勝負で二ゴロ、メヒアを一邪飛に抑え無失点が続く。勝利投手の権利がかかった5回は松山、堂林、阿部と3者凡退に打ち取った。
直近で阪神のルーキーが初登板初勝利を記録したのは2016年の青柳、甲子園デビューに限れば1995年の川尻哲郎が最後だ。
(Full-Count編集部)